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コロナウイルス期間にベトナム銀行の収益が増加した理由

ベトナムの主要銀行ではコロナウイルスの影響があった期間にも関わらず、収益が増えている状況である。

多くの銀行は第二四半期にて大幅に収益が増加しています。

VPBank(38%増)HDBANK(40%)VIETINBANK(39%)TPBank(30%)VIB(27%)

コロナ対策の為、政府の通達によって出された緊急融資は最長12か月間として銀行の売り上げに貢献しています。

したがってこの返済日がくるまでは銀行として不良債権には計上されず、純粋な顧客増、売り上げ増と計算されています。

したがって今後この緊急融資からの不良債権発生が起こった際には、業績に直接的な被害を与える事が予想されています。

今だ不良債権としてカウントされていない、債務返済延長のケースについては2~5倍に増加している状況です。

また急な貸し付けによる対応も遅れており、銀行はローンの損失に対する引当金も増やす事が出来ておらず、将来の利益から引かれる事となります。

VPBankにおいては、今年最初の6か月で不良債権を消す為にほとんどの引当金である6兆4300億ドンをすでに使用してしまった状態です。

未払いローンの85%が個人ローンであり、VIBの収益は自動車や住宅の購入に左右されるので、Covid-19の影響は少ないと見積もっているが、今後は保険の販売にさらに力を入れていくとの事である。

多くの銀行では今後の収益悪化を見込み、人件費の大幅削減を打ち出しており、BIDV,SHB,HDBankでは従業員の給料を10~30%下げると発表し、新卒採用の停止を決めました。

 

日本と同様にIT化を進める事により、ベトナムでの高賃金No1職種だった銀行への就職も徐々に狭き門、またはリストラの危険を含むようになってきています。

 

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