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中国からベトナムへの投資急増の理由

直近の11か月にて中国からベトナムに投資された資本は2018年の2倍以上になっています。

統計局のデータによると、中国から直接投資された金額は22億8000万米ドルに達し、この数字は直近3年間の平均の2倍を超えており、現在では韓国に次ぐ2位の投資額となっています。

他の国からの投資額は直近11か月では7%減少しており、中国のみが突出して上がった理由については、米中貿易戦争が理由なだけではなく、中国の環境政策の変化があるという事です。

米中貿易戦争が激化した後、ベトナムへの中国からの投資に変化が訪れ、中国の投資会社には利益創出の強い圧力がかかっています。

東南アジアの成長率、インフレが安定していること、ドンの切り下げが2%以下であることから、ベトナムは企業からの優良投資先と言われるようになってきています。

多国籍企業の製造工場の流入が顕著になっていますが、2019年10月の韓国と日本の投資の伸びは6.5%、3.3%であり、中国と香港からの伸びは18.5%、12.7%となっています。

ますます厳しくなる環境により中国企業でも [Huanyu Textile and Dyeing Chemical](1千万ドル)[Advance Tires(2億1400万ドル)等、大型の投資も許可されている状況である。

 

今後日系企業としてはさらに、どのような形でこういった中台韓企業へと製品をサプライしていくかが飛躍の鍵とはなってくると推測される。

ただ、依然として支払いの遅れ、生産計画の水増しによる値下げ要求、要求事項の不明確さによる製品受け取り拒否等のリスクが残っており、そういったトラブルを解決できる人材の確保がカギとなると思われます。

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